活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

「證道歌」虚空の如く涯岸なし

「自性の体(たい)即ち仏性の霊覚(れいかく)」というものは水の冷暖を自知するようなもので、水の冷たいというのは、水を飲んでみなければ分かりません。

 

しかし、水を飲んだ者にどんな加減に水が冷たいと聞いたところで「そういう風に冷たい」と、説明は出来ません。

 

水の冷たさは飲んではじめて分かるのです。

 

言葉で彼此いっても駄目なもののように恰(あたか)も「自己覚性の体(たい)」は虚空の如きものです。

 

「虚空」といったら何処まで行っても涯岸の無い大きいもので「絶対無限」です。

 

「虚空」は「絶対無限」ですから、彼此と言葉を以て形容することは出来ないのです。

 

「霊覚の体(たい)」もその通りのもので何んとも言葉には言われぬのです。

 

「絶対無限」です。

 

論語に曰く「之を仰げばいよいよ高く 之を鑽(き)ればいよいよ堅し」と。

 

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